ロウくん
これは“ジャウパヤー”に続くお話です。そんなにヒッパルほどのネタではないのですが・・・
ロウ君に、雪を見せてあげるため、我々(といっても2人だけ)は、再びタイ料理のお店“ジャウパヤー”に集合することになったのでした。
しかし、残念ながらこの日は朝から大雨です。大雨というより、嵐に近い感じでした。店に集合すると、ソーさんはかなりテンション低めで、“どうする?”って感じです。だけど私は、ロウ君に中央アルプスの千畳敷から見える絶景を見せてあげることはできなくても、せめて雪を見て触らせてあげるだけでもと思い、むりやりテンションを上げていきました。
“とりあえず出発するっしょい!!”
だが、(毎回のことだけど)このテンションの高さが裏目に出ることに・・・
ジャウパヤーのママさん(経営者の奥さん)は、私たちがロウ君親子を連れて店を出るのを見て、かなり心配そうな顔をして見送っていました。本当にあの日本人を信用してよいものかと・・・
なにはともあれ我々は、ロウ君とその母親のジュンさんと、ソーさんの愛車プジョー306ワゴンに乗って出発することになったのでした。
ロウ君は7歳。小学校1年です。約一ヶ月前に日本へ初めてやってきました。にもかかわらず、とても日本語がとても上手です。千畳敷へ向う車の中で、日本語でいろいろと話しかけてみると、ちゃんと理解して返事をします。
私:“ロウ君は日本の食べ物は何が好きかなぁ〜?” ←お約束
ロウ君:“おすしぃ〜!! かぁっぱ♪かぁっぱ♪かっぱのマークのかぁっぱずし〜♪♪”
ぶひゃひゃひゃ!!
それにしても、すごい!1ヶ月足らずの日本滞在で、会話どころか歌までもうたえるまでになるとは。でも、何でカッパ寿司?
とまぁ、こんな感じで車内はノリノリの状態で、ロープウェイ乗り場へ向うバス停の駐車場へ到着です。
しかし!!ていうか、やっぱり!?ロープウェイは雨と風のため運休でした。とほほ・・・
結局この日は、ロウ君に雪を見せてあげることはできませんでした。
翌日、ロウ君は念願の雪を見ることなくタイへ帰国しました。
どうなんでしょうか?幼いロウ君に私たちの“おもい”は伝わったのかなぁ?
そんなもんで。