甲斐駒ケ岳(かいこまがたけ)
2967m


朝日に浮かびあがる宝剣      撮影=塩月





朝の4時ごろ,用足すためテントの外に出てみると,木々の間から甲府盆地の夜景が見えました。一瞬,天と地がひっく
り返ったかと錯覚をするほど綺麗な夜景で,もう感動もんです。天気も快晴・無風!!
テンションも上がり,思わず“ロックンロール!!”(ダサ!)と叫んでしまいました。
このまま,下山するのはもったいない!!ということで,甲斐駒ケ岳山頂にアタックすることに決めて,さっそく準備に取
り掛かりました。

まだ夜も明けない5時半ごろ,ヘッドランプの明かりを頼りに山頂を目指しました。
気になる積雪は膝から股下ぐらいの厚さがあったけど,トレースがばっちりついていて問題ない様子。
天気の良い朝に雪道を歩くのは,とても気持ちがいいもんです。

 
 雪道を行く

 撮影=塩月
 朝日に染まる甲斐駒ケ岳       

 撮影=塩月



七丈小屋から約一時間程で,八合目の御来光場に着きます。
なかなかの展望で,かなり御満悦!!だけど,ここにある鳥居はどうやって立てたんだ?やっぱりヘリかな?

 御来光場からみた甲斐駒ケ岳山頂
御来光場は約2800mの標高の場所にあるんだけど,こんなでっ
かい鳥居があるのは,なんかすごい!
だけどトレースが全て,鳥居の下をくぐっているのには笑ってしま
った。当然,私も下をくぐって行きました。
 撮影=塩月


 御来光場から見た鳳凰三山

 撮影=塩月
     今までの道のりを振り返る
    
     撮影=塩月


山頂まで,あと少し。御来光場でたっぷり休憩をとり,いよいよ頂上を目指します。
しかしここから山頂までは,岩場が続く難所となります。

 魔利支天峰を間近に
途中,魔利支天峰が間近に見えます。
魔利支天峰は,甲斐駒ケ岳の南方にそびえる岩峰で,なかなかの迫力!
でも,魔利支天って何? 神さまの名前かな?
 撮影=塩月


御来光場の鳥居もそうですけど,かつては信仰登山が盛んであった山だけあって,その所縁のものを沢山見ることが
できます。そしてその数も,山頂に近づくにつれてどんどん増えていきます。
そういったものの中で,最も目につくのが“宝剣”でした。

 岩峰に設置された宝剣
これはすごい!!
どうやって立てたんだ?
信じられん!まさに神業!!かな?
 撮影=塩月


最後の難所もどうにか越えて,ついに念願の甲斐駒ケ岳山頂へ!!
ちょっとガスが出てきて視界はイマイチだったけそ,北岳や仙丈ケ岳等の南アルプスの山々が見渡せて,サイコー!!
思わず万歳三唱してしまいました。

 甲斐駒ケ岳山頂から見た白峰三山

 撮影=塩月
     ずがーんと仙丈ケ岳
    
     撮影=塩月

 甲斐駒ケ岳山頂にある祠
とりあえず証拠写真として。
でも,こんなとこに祠を設置するのは大変だったろうに・・・
 撮影=塩月


山頂での滞在時間は,わずか5分程度でした。本当はもっとゆっくりしたかったのですが,ものすごい風が吹いてて,た
まらずすぐ下山しました。いやぁ〜 マジで飛ばされるか思っちまった。

その後,テントを撤収して,無事に下山したわけですけど,登山口の横手駒ケ岳神社に着くまでは,安心できませんで
した。駒ケ岳神社に着いたときは,本当にうれしかったなぁ〜

この山行はとても不安で,困難なものであったけれども,山頂に立ったという達成感だけではなく,“登山”という行為そ
のものに達成感を感じることができました。そして,山から帰ってきた世界がなんだか違うものに見えるのです。なんと
言っていいのか,全てがあったかいもに感じるというか,やさしさに包まれているというか・・・ まぁ,そんな感じです。
なんとな〜くですけど,“人(私)はなぜ山に登るのか?”ということがわかったような気がします。



そんなもんで。







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